森下瑠大(京都国際)をデータ面から分析する

現時点で高校No.1投手の呼び声も高く、大会屈指の好投手と言えそうな森下瑠大(京都国際)について、秋の投球成績から特徴を分析してみようと思います。

投球成績

投球回被安打奪三振与四死球失点自責点防御率被安打率奪三振率与四球率K/BB
秋公式戦42.23352141071.486.9610.972.664.13
全部77.252823022151.746.039.503.133.04
※与四球率は与四死球×0.9したものを与四球として算出

こちらが秋公式戦と練習試合も含めた投球成績になります。

森下の成績で特徴的なのは高い奪三振率です。
秋公式戦、練習試合まで含めても9を超える奪三振率を記録しており、特に秋公式戦に記録している10.97は出場選手の中でもトップクラスの数値となっています。
甲子園でも2試合連続二桁奪三振を記録していることからも、高い奪三振能力は全国レベルと言えそうです。

制球力という点で見ると、与四球率はおおよそ3前後でまずまずの数値を記録しています。
決して四球から崩れるようなタイプではなさそうです。

最後にK/BBで見ると、秋公式戦の4.13は優秀とされる基準の3.5を超えていることから、トータルの能力も申し分ないレベルにあることが分かります。
最速は143㎞で、150㎞は当たり前に超えていた近年の高校生トップクラスと比較すると見劣りするかもしれませんが、非常に高い能力を既に持っていることがこの成績からも見て取れます。
好打者としての一面も持つ森下ですが、まずは投手としてどのような投球を見せてくれるのか、注目です!

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